こんにちは はやとです。(@slowlife184)
数年前より口コミやネットで「陶板浴」の話題が出るようになってきました。
ネット上やうわさでは
「陶板浴はガンに効果ある、またはガンに効果がない」の話しをよく聞きます。
陶板浴に行こうかと悩まれてる方や、陶板浴の効果・入り方を知りたい方は多いかと思います。
わたしは肺ガンの手術後、170日間にわたって陶板浴を受けてきました。
陶板浴の効果と入り方を正確に情報発信します。
そのため行った店舗名は控えさせていただきますのでご了承ください。この記事はガン患者さんとそのご家族宛てに書いています。
陶板浴に行ってみた
陶板浴は岩盤浴とよく比べられます。ほとんど同じように見えますが、原理はちがっています。後ほど解説します。
行くと決めた理由
肺がんの手術後、主治医より「肺がんは再発の恐れがあるから抗がん剤治療することをすすめます」と告げられました。
抗がん剤は種類によってはほとんど効果がなく、しかも毒物であるためガン細胞に効果あるかもしれないが、体力も確実に落ちるため免疫力がかなり低下することは知っていました。(注:抗がん剤は進化しているためガンの部位により効果は違うかもしれません)
主治医からの抗がん剤のすすめは全拒否しました。
拒否したのはいいけれど、他に治療はないのかと入院中にタブレットで必死に探しました。
そこで見つけたのが「陶板浴」というわけです。
行く時の状況とその後の行った日数
手術後7日後から通い始めました。傷口が痛くてまだ寝返りもできないときです。
余談ですが、現在、ガンの手術後はどこの病院でも長く入院できなくなっています。
術後、4,5日後には退院なはずです。術後は「早く動くのがいい」「病院のベッド数が足らない」などの理由がありますが、莫大な医療費を減らすのが本当の理由でしょう。
1年半の期間に陶板浴に行った日数は170日です。最初の半年は週3回、その後1年間は週2回のペースです。
1回行くと45分間、陶板浴の部屋にいます。(横になっても起きててもいい)
また1年半の間に、いろんな店を体験するために3つ違う店舗に行きました。
メインの店舗に150回、他の2店舗にはそれぞれ10回ずつ行きました。
陶板浴での服装と準備するもの
服はTシャツと短パンみたいな軽装で大丈夫です。
もちろん長袖やズボンでも問題ありません。
床には汗防止と寝やすいように自前のバスタオルを敷き、そこでうつむせかあおむけで寝ます。
最初は15分間ぐらいからスタート。
そこで好転反応が出なければ次回から20分、25分と増やしていきます。
陶板浴で横になっているのは慣れたとしても1時間ぐらいでしょうか。
長く入ってる方がいいとはならないですね。
例えば「鍼」「お灸」を初めてした時、身体が火照ったりだるくなったりしますがそれと同じです。
陶板浴の専門書です ⇩
陶板浴の効果
ファーストインプレッション
行った店の陶板浴の部屋はサウナのような部屋でして中の温度は42度に設定してありました。
多少暑いぐらいでサウナと比べたらかなり涼しいです。
そこで横たわりますが、最初の10分は何も感じません。
しかし、15分か20分ぐらい過ぎてくると変化が出てきます。
身体は暑くないのに頭の地肌からジワーと汗が出てくるんですよ。こんな体験は初めてです。
※個人差あります。汗が出ない方もいます。
サウナや暑い部屋にいた場合の汗の出方は、顔も汗だくになりますよね。陶板浴ではそうはなりません。
陶板浴では、頭の地肌だけから汗がでました。
これが陶板浴の最初の「あ、なんか違う」と感じたとこです。
最初の効果
陶板浴に行き始めて最初の2回で、術後の痛みがぐっと減りました。
痛くて寝返りできなかったのに、2回目陶板浴に行った日から寝返りができるようになったんです。
今でも不思議だなと思っています。
もちろん、たまたま痛みが和らぐ時期だったかもしれません。が、それでも急によくなったのは事実です。
ガンに対する効果
この記事の最大のポイントです。
手術から1年後に精密検査を受けました。
陶板浴には110回は行った頃です。
精密検査の結果、異常なしでした。ほんとにホッとしました。
参考に言いますと、わたしの肺がんは肺腺がんで、ステージ2に近いステージ1でした。
右肺を半分切除しています。
下のグラフに載っていますが、ガンも部位によってかなり生存率は変わります。
肺ガンは生存率高くもないので怖いとこです。
主治医より「肺がんは転移しやすいので術後2年ほどは特に注意が必要」とのことでした。
ですから、術後1年間は検査は3か月ごとでした。
1年後には半年に1回。
肺がんの転移しやすい術後2年を越えて転移してない事実から「陶板浴は効果があったのかもしれない」です。
陶板浴の効果を確認できる検査はありませんから当然、数値化もできないため「かもしれない」しか言えません。
陶板浴は全く関係なく単に転移してなかったのかもしれませんし…
陶板浴に170回行った者としての体感は「効果は少なからずあったはず」です。
その根拠として
この3つはガンとは関係ないと思われるかもですが、そんなことはないです。
ガンはウイルスでも細菌でもなく自分の細胞の変化なので「体調いい」「免疫力アップ」はものすごく大事なポイントだからです。
ガン患者からの話しを紹介
わたしが行っていた陶板浴にはガン患者さんはよく来てました。
いろいろな話を聞きましたが、”いい話”を一つ紹介します。
これは本人から聞いた話ではありませんが、患者さんを通じて聞いた話なので信ぴょう性は高いです。
「手術予定の前立腺ガンの患者さんが毎日半年間、陶板浴に通ったらガンが消えた。担当医もビックリしている」
という話です。
本当に事実ならすごい話ですよ。はっきりと結果が出ているのですから。
医療業界に激震が走る事実です。まあ医療業界は認めることはないでしょうけど……。
陶板浴怪しい?
陶板浴の構造を詳しく説明したネット情報ってあまりないですね。
わたしの聞いた話&経験で解説します。
陶板浴と岩盤浴の違い
●岩盤浴は、石を温めて遠赤外線を出して身体を温める
●陶板浴は、人口のタイルに抗酸化溶液を塗り、そのタイルを熱することで電子線が出て身体を内部から温める
そしてさらに言えば、床や壁にも抗酸化溶液をまんべんなく塗る。一番の違いは石とタイルの違いかと。
陶板浴は二つの部分から構成
これは私が以前より不思議に思っていることなんですけが、陶板浴の店の形態が2種類あるということ。
ひとつは床にタイルを貼って、部屋はサウナのような形態。
もう一つは、普通の部屋にベッドが置いてあってそのベッドにタイルが敷いてある形態。
普通の部屋にベッドの店は全く汗が一滴も出ません。かたや、サウナの部屋の店は汗がでます。
「汗や内部からのぽかぽか感がないと全く効いてないのでは?」と思ってしまいます。
この経験から思うことは、どちらの店もタイルから出る電子線が同じだとしても「部屋の気密性が高くないと陶板浴の効果があまりない」ということです。
さらに言えば、
壁や床に抗酸化溶液を塗る方が効果が増すということではないでしょうか。
まとめると陶板浴は、
○抗酸化溶液を塗ったタイルを床にはめて電気か温水でタイルを熱して身体を温める
〇床と壁に抗酸化溶液を塗り気密性を高めて電子エネルギーを上げている。もしくは維持している
この二つを揃えて「陶板浴」と名乗っているのだと思います。
陶板浴はやはり汗をかく場所なので、大きめなバスタオルを購入し陶板浴用として使っていました。通常のバスタオルは足がでてしまうので180センチの長さのあるバスタオルは重宝します。
まとめ
170日にわたる実体験を話してきましたが、効果があったという確信はありません。
逆に効果が全くなかったとも言えません。
確実に言えるのは、体調が良くなり気持ちは前向きになれたという事実です。
これだけでもわたしは充分かなと思っています。状況次第では、もうこの世にいなかったかもしれませんので…
ただひとつこの記事を書くにあたって気になることがあります。
ネット上に出てる陶板浴を経営されている方の一部の記事です。
「ガンが治る」「ガンが100%治る」という文言を見たことがあります。
医療機関でもないのに、ガンが治るなんて軽々しく言うもんではありません。
名医でもそんなこと言いません。
いろんなことを書いて宣伝したい、儲けたいという気持ちはわかりますが、
人の命に関わることを言ってはダメです。
陶板浴を世に広めたいなら誠意ある姿勢で臨むべきです。
ガン患者さんが安心して陶板浴に来れるように信用ある発言をお願いしたいです。
わたしは陶板浴が好きですから。
この記事を見たガン患者さんが少しでも希望を持てたなら幸いです。
ガンは自分との闘いでもあります。
気持ちを少し、ほんの少しだけでも上げていくことで快方に向かいます。
乗り切っていきましょう。