こんにちは。はやとです。(@slowlife184)
他人からの視線が異常に気になったり、褒められても素直に喜べないことないですか?
そんな状態なら、あなたは自己肯定感が下がっているのかもしれません。
自己肯定感が下がった状態が長引くと劣等感が強くなり、ストレスで人間関係が悪化します。
自己肯定感は下がったり上がったりするものですが、下がったままの状態は危険です。
早く対処していかないとメンタルがやられていきます。
仕事・プライベートの経験から、自己肯定感を上げる3つの対策を紹介します。
自己肯定感が低い3つのタイプ
自己肯定感とは自分に価値や存在意義を肯定できる感情。
人はそれぞれかけがえのない存在です。誰一人として価値のない人間はいません。
本人もわかっています。しかし、環境や抑圧されたりすることでその当たり前の感情が下がったりするんです。
❶ あきらめタイプ
完璧主義の傾向があり、失敗を極端に嫌がる。チャンスがきても「どうせダメだよ」と逃がしてしまう。口癖は「どうせうまくいかない」「わたしには無理」
❷ 自己顕示欲タイプ
他人を下げ自分が上になることにより、自己肯定感を上げるという典型的なタイプです。
⇨【自己顕示欲が強い人との接し方】これで人間関係が早くうまくいく!!
❸ 他人の目を異常に気にするタイプ
常に人の目を気にし、自分がどう見られているか心配な状態。気を遣いすぎる傾向もある。自分に自信がないことが要因。
3つのタイプは環境などの外的要因で自己肯定感が下がっている状態です。
しかし、落ち込みの少ない自己肯定感が高い人でもずっと高い状態でいることはありません。どんな人でもストレスがかかってますからその程度によって自己肯定感は上下します。
考え方、行動で自己肯定感を上げることは可能です。
自己肯定感を上げる3つの対策
競争社会では他人との比較は普通にありますし、思うようにいかないことがあると自信を失い、自己肯定感は下がりがち。
他人と比較しがちな人は特に気をつけなければなりません。他人より優位にいることだけで自己肯定感を高めていたなら、危険です。
自分が劣っているとわかった途端、一気に負の気に飲み込まれてしまうでしょう。
また常に自分が劣っていると思い込みすぎているとネガティブ思考が慢性化し、生きていることさえも苦痛になりかねません。
自己肯定感を上げる3つの対策
自己肯定感の低い人の特徴のひとつに「完璧にしたい。失敗したくない。」というのがあります。これは頭に刷り込まれた思考であり、生まれ持ったものでもあるので簡単には変えられません。
しかし、発想の転換はできるはずです。
あなたはご自分の性格である「失敗したくない。完璧でいたい。」というのは長所だとお気づきか?もの事を計画・実行していくのに「失敗したくない」という心意気は正しいですし、これがないと成長もありません。
適当な人の成果は雑なもんです。責任転嫁もしますしね。
それに比べてあなたは失敗しないようにあらゆる努力をしているはずです。自信持っていいんです。
ただひとつ言えるのが現実は右肩上がりじゃないということ。努力してもうまくいかないこともあります。というか、うまくいかないことの方が多い。
ですから、失敗は恥ずかしいことでも情けないことでもないんです。
人の失敗で笑うヤツは自信がない人間です。
ブラック企業の上司にこのタイプが多いです。↑
⇨【メンタルヘルス対策】残業200時間越えでも耐えれたのはあの言葉を言い続けたから
あなたは「失敗したくない」を押し通していけばいいんです。
失敗したら「謝る、詫びる、笑ってごまかす、流す」。
このどれかを使っていけばいいだけ。人ってマジに謝罪されたら言えなくなりますから。試してください。
自己肯定感が下がる原因の多くが人と比べることから始まります。友達からの誘いはイヤでも付き合う。だって嫌われたくないから。
仕事ができる同僚と話していると、できない自分が情けなくて劣等感に見舞われる。
もうこういうのをやめませんか?自分が劣ると思ってしまうことを。
この劣等感は難しい感情です。「なにくそ、負けない」とハングリーさが出ればいいんですが、あなたに悪い気を植え付けることも多々あります。ねたみ、ひがみ、嫉妬という人間の深い、強い負の感情を引き起こします。
負の感情を出さないためには極力、無理をしない。イヤなことは無理にしないようにする。仕事ではなかなかそうはいきませんがプライベートではそうしましょう。見栄っ張りな人達とは距離を置く。
真の友人なら時間が空いても距離を置いてもまた会えるはず。距離をおいた途端、攻撃してくるなら「良くない友人だった」とわかりますし。
人にプレゼントをすると自己肯定感が満たされるんです。
相手から「ありがとう」「うれしい」という言葉が返ってきます。この言葉は魔法をかけられたかのようにあなたを癒し、心地よくさせます。承認欲求が満たされることにより自己肯定感も引き上がります。
人間の縦の関係は劣等感を招く関係。
だけど横の関係は対等の関係であり劣等感が生まれにくい。「ありがとう」という言葉は横の関係であり、しかも人に貢献できたと感じ自分に価値があると思える。
つまり、「ありがとう」「うれしい」と言われるのは自己肯定感が引きあがる。
アルフレッド・アドラー(オーストラリア)が作った心理学です。個人のために心理学と言われ、ユング・フロイトと並んで「心理学の三大巨匠」と称されています。
仕事で例えるなら、あなたが厳しい仕事を終えて疲れている時に上司から「助かったよ~」「ありがとう」「感謝しているよ~」とねぎらいの言葉をかけられたら、ほとんどの方はそれだけで疲れが吹き飛びます。感謝された、役に立ったと感じ自己肯定感がドカーンとあがりますから。(^^♪
感謝の言葉「ありがとう」はあなたのココロを癒します。
感謝している人・お世話になっている人にプレゼント
周りにいませんか? プレゼントすること自体を楽しんでいる人。
誕生日、記念日、ご褒美、お祝い、お中元・お歳暮、クリスマスとプレゼントはあらゆるタイミングでできます。このプレゼントをしっかり選び、贈っている方は生活全般が安定、または精神的落ち着いた人だと気づいていますか?
もちろん生活が安定している人は余裕がありますからプレゼントがしやすいとも言えます。が、よくよく彼らを見ているとプレゼントをすることは自己満足のような、むしろ贈る側がプレゼントしたいというのが見えてきます。
わたしの周りでも「プレゼント魔」というような人が多くいます。魔とつくと悪いようなイメージですがそうではなく「プレゼントが一種の趣味になっている」ような人ですね。女性に多いですね。
彼女・彼らの精神状態は先ほど出てきた「アドラー心理学」の「ありがとう・感謝」で表す自己肯定感の上げ上げがクセになっているのだと思います。
クセはクセでも最高に良いクセですよ。プレゼントすることの喜びが精神安定にもなっていると感じますね。
贈られる側が気味悪いと思われない、さりげない・うれしいと思うプレゼントなら人間関係も抜群によくなりますしね。
自己肯定感を上げるため、あなたのため、良い人間関係のためにプレゼントをできる範囲で試していくのはどうでしょう。
数回プレゼントをしてみてあなたにどんな変化が起きるのかご自分で確認してみて下さい。
きっとあなたが思う以上に良い効果が得られるはずです。あなたの自己肯定感をひき上げるためにして下さい。⇩
まとめ
自己肯定感が下がっている状態はいわゆるネガティブ思考が強い状態です。
しかし、ネガティブ思考自体はそう悪いことでもないんです。
人は一日に6万回以上考えていると言われています。その中身の8割はネガティブ思考なんです。
ネガティブ思考が先行するのは、危険を察知し避けるという人間の本能とも言えます。逆に言えばポジティブすぎる人は危険とも言えます。
落とし穴があっても「俺は大丈夫」と言いながら落とし穴にはまるタイプかもしれません。
以前に「マネーの虎」という番組がありました。起業する人が実業家にプレゼンし実業家が出資するかしないかを決める内容です。
実業家のコメントがすごく的を得ていました。
「経営者は常に最悪の状態を想定し先手を打たなけらばならない。いわばネガティブ思考じゃないと必ず失敗する。イケイケドンドンの人はとても怖くて出資はできない。」と。
ネガティブ思考を悪く思うことはありませんからね。人間の持つ大事な能力。
それを踏まえて自己肯定感を上げて意味ある人生を過ごしましょう。