残業が多く疲労困憊の方、睡眠とれていますか? 最近、笑ったことありますか?
疲労が進むと睡眠も笑顔もなくなります。
労働時間が厳しく言われる時代ですが、労働時間の大幅短縮は現実的にはほとんどないと思います。
むしろ残業時間だけがカットされ、こなせない仕事は勤務時間外でするという労働時間は変わらないのに給料は下がったという最悪な事例もあります。
わたしは過去に残業が200時間を越えていた会社が2社あります。
最悪な経験は悔しいですが多いです。
もう一社が今回お話する会社です。商社なんですが毎月の残業時間がゆうに200時間を越えていました。
自分なりのメンタルヘルス対策、
いわばメンタルヘルスケア(精神的健康)を
していたのでご紹介します。
異論があるかもしれませんが一定の効果は確実にありました。
メンタルヘルス対策と症状
メンタルヘルスケアという言葉はよく聞きますが正確には体調がどんな時にメンタルヘルスケアが必要なのか見ていきましょう。
こころの病気の初期サインに気づく
こころの病気は誰にでも起こります。こころの不調やストレス症状が長く続いたり、日常生活に支障が出ている場合は、早めに、専門機関に相談することをお勧めします。
気になる症状が続くときは、専門機関に相談しましょう
- 気分が沈む、憂うつ
- 何をするのにも元気が出ない
- イライラする、怒りっぽい
- 理由もないのに、不安な気持ちになる
- 気持ちが落ち着かない
- 胸がどきどきする、息苦しい
- 何度も確かめないと気がすまない
- 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
- 誰かが自分の悪口を言っている
- 何も食べたくない、食事がおいしくない
- なかなか寝つけない、熟睡できない
- 夜中に何度も目が覚める
引用は
みんなのメンタルヘルス厚生労働省
上記の症状が出てる時が要注意です。
しかし、健康な方であっても上記のような症状は一部あったりもします。
ひとつ、ふたつ当てはまったとしてもそう深刻になるべきでもないように思います
ですが日にちが経過しても変わらない場合や日増しに症状が増えていく場合は、自分で意識していかなければなりません。
残業200時間越えても耐えれたワケ
会社の残業時間が200時間越えでも人間関係は良ければ、精神が不安定になることはそうそう多くはないと言えます。
今からお話するのは社内の人間関係が劣悪、上司のパワハラが日常茶飯事の会社での話です。
少々、乱暴な言葉が出ますが追い込まれた状況を打破するために必死でしたのでご容赦ください。
では、まいります...
人間、メンタルがヤバい時は本能に従え!
追い込まれた時は自分でもわからないくらい「強い圧力」がかかってるんです。それはもう自分の想定を越えてます。
その圧力をはねのけるイメージで~
同僚や部下のいない時に
「こんな会社辞めたるわ~」と何度も叫ぶ !
パワハラ上司の
机に蹴り、蹴り、蹴り!
机を蹴るイメージは長渕剛の「長渕キック」がイメージ近いですね。
当然、言葉も出ます。
㊙「少しはだまっとかんかい」 「いいかげんにしい~」
などなど…
公開するのはどうかと思いますが、
ほんとに追い込まれて危険な状態の方に発信してますから…
声を張って出す、感情をぶつける
メンタルケアの要素があるはずです。
ギリギリラインでのストレス発散です。
感情を爆発させると少し落ち着くんですよ。
注: 人のいる時や監視カメラがある場合は、
しない方がよいですね。
しかし、追い込まれていくのが自分でわかっている時が「心からの最後の警告」なんです。完全に追い込まれ、心が折れた状態になったら「心が病む」んです。心が病んだら終わりなんです。
そこに追い込まれる前にメンタルを維持しなければならない。
わたしの場合は仕事の圧力でストレスが異常に溜まり、く~となってパワハラ上司の机を蹴ったら「フワ~としたスッキリ感」がありクセになったんですよね。わたしの中でのメンタルヘルスケアが「叫ぶ、机を蹴る」だったんです。
決して褒められるもんではないし人にススメルものでもありません。しかしわたしは心理カウンセラーではありませんから、マニュアルにあるようなキレイなとってつけたような事を言うつもりはありません。
心が折れる緊急事態の時はマニュアルでは遅い。「逃げる」「メンタルケア」の二択しかありませんし、急がないといけない。「逃げる」「メンタルケア」のどちらもできない詰んだ状態が「人生最大の危機」なんです。
判断力が弱った状態を回避し休むなり休養する。それもできないなら
「こころの耳電話相談」です。
再度言います。
追い込まれてて判断ができないという時は外部に頼るんです。
会社を辞めるはもちろん本気です。次の日に退職をいつ上司に告げるかを検討している時に冷静な判断ができるようになり退職を踏みとどまる。
この繰り返しです。今思えばこの対処法は結果的によかったなと思っています。
よくみんなの前で、辞める~辞める~と言っておきながらいつまでたっても辞めないのは「辞める詐欺」と言います。
あれは人の前で言うことで構って欲しいという人だと思いますから、それとは違いますからね。(^-^;
自分だけの時間を作る
残業が多い会社は基本、拘束時間も長い。しかしその中で時間的に余裕があることもあります。(全くないこともありますが)
忙しく余裕がない時こそ、自分がゆっくり考える時間を設けて仕事全体を俯瞰して見る事が大事です。この事により頭の整理ができて楽になったことも多いです。
会社の後輩に甲子園まで行った野球大好きマンがいたんです。
彼は会社にグローブとボールを持ちこんでいて、残業で夜遅い時間に倉庫で彼とよくキャッチボールをしていました。
ほんの15分程度でしたが、今思い返すとかなり身体と頭がスッキリしてこれこそメンタルケアだったなと感じます。
メンタルと疲労の関係
メンタルと疲労は心に大きな影響力を持っています。
メンタルが弱そうな人でも極度の疲労がなければ、メンタルが落ちていてもギリギリな判断が自分でできるはずです。(この状態から逃げる、対処するという意味です)
メンタルが強くても極度に疲労していると正確な判断ができなくなり生活が荒れるんです。
極度の疲労で服を清潔にするという余裕がなくなった知人の話しです。⇩
生活が荒れるほど心に余裕がなくなると心が病んできます。
上記の記事の知人は業績は優秀です。
ですが、業務が多すぎからの疲労で異変が始まったんです。
心が病み始めると仕事ができなくなります。
メンタルが落ち気味の時に極度の疲労が重なると危険!!
またどんなに疲労していても最低限なメンタルケアをしていれば、心が折れて病んでしまうような危険な状態から回避できます。
ここで言うメンタルケアは、余裕がなくなり気持ちが追い込まれないように行動する意味です。
追い込まれる限界がどこにあるのかは本人しかわかりません。
頑張る人ほど限界点が高く、
限界点に達したと同時に崩壊します。
体験から間違いありません。
残業が200時間の時、
同僚で成績優秀な同期社員・先輩社員が何人も心が病み、休職・退職するのを見てきましたから...
ただし、注意点
入社して数か月の実績のない新人社員が「心が病む」のは仕事が合ってない、社会人としての覚悟ができてないなどの理由があり今回の話しとは同列で考えるべきではないと考えます。
まとめ
疲労 > メンタル > 仕事のストレス
この3つは仕事では避けて通れないものです。
この順番で重要度が変わり、「疲労を溜めない」がもっとも大事です。
仕事は目標達成のためにキツイもんです。自分に負荷をかけ乗り越え目標達成する。負荷があるからこそ成長できるんです。
そして達成感も味わえ仕事の楽しさも覚えます。
負荷のレベルによっても変わりますが、ツライ=メンタル落ちる は普通のことなので大げさには捉えるべきではありません。
しかし、「メンタルが落ちる」「極度の疲労」
くどいようですが、この2つだけは重ならないようにしなければなりません。
いつもエネルギッシュで笑顔があって頑張ってる人。こんな方はメンタルやられないと思いますか?
経験上、エネルギッシュで笑顔があって頑張ってる人のつまずきが一番危険と見ています。
メンタルが弱ってる時に過労になると別人のようになってしまいます。
完璧であるがゆえに大きなトラブルやつまずきがあると、メンタルの針が大きくマイナスに振り切るように感じます。
再々度言います。
「メンタル落ち」「疲労」 ダブらないように!
この管理ができるのはあなた本人しかいませんからね。 他人はそこまで見抜けないですから。
自分の身は自分で守る! 肝に銘じて下さい。