シャワーだけの人、周りから変な目で見られていませんか?
わたしが職場で遭遇した「臭う人」の大半は「シャワーだけの人」が多かったです。
もちろんすべての「臭う人」にはあてはまりませんが、
高確率で該当すると確信しています。
湯舟に浸からないことによる「体臭」は直接的な理由と疲労からの理由があります。
この記事を読むことで、どんな湯舟の浸かり方がいいのかがわかります。確実な臭い対策になるので安心してください。
わたしはガンを経験したことにより湯舟に浸かって身体を温める重要さを体験してきました。
気にしている方、悩んでる方に解説していきます。
シャワーだけは体調が悪くなる
1年を通じ、湯舟に浸からずシャワーだけの人は意外にも多いんです。
臭いの話しをする前に、あなたは以下のような不調がありませんか?
肩こり、首こりが医者に行くほどではないが慢性化している。
シャワーだけの人は
「肩こり」「首がこる」「足がむくむ」という人が多い印象があります。
男性、女性限らずです。
人間は基本、内臓は冷やさず温める方が身体にいいんです。
シャワーだけだと、身体が冷えたままなので血流が悪くなります。
その結果、
① 肩こり
➁ 首こり
③ 冷え性
④ むくみ
身体の不調と臭いは大いに関係があります。
上記の不調がある人はさらに、
体臭も出てしまっているかもしれません。
湯舟に浸からないと臭くなる3つの理由
先人の知恵は素晴らしいものです。
日本人は昔より毎日のようにお風呂に入り、身体を洗い清潔にしてきました。この習慣は単なる清潔だけからきてるわけでもないようです。
風呂に入ることは七病を除き、七福が得られる
七病(簡単に説明) (およその解釈です)
1、痛み、シビレを治す 2、湿度が増すと痛みが出るものが治る 3、冷えると痛むものを治す 4、健康を保つ 5、熱が下がる 6、目がはっきりする 7、あかが取れ健康になる
七福
1、健康である 2、容姿端麗になる 3、臭わなくなり服もキレイ 4、肌がキレイ 5、あかが取れると運気が上がる 6、歯がキレイで口臭もない 7、服が特にキレイに見えて立派な人に見える
臭くなる3つの理由
⇨ 身体が温まらないので毛穴が開かない。
⇨ 毛穴が開いていなので強く洗わないと皮脂が取れない。
⇨ 汚れや皮脂が充分に取れずに体に臭いが染みつく。
⇨ 身体が温まらないので血流が良くならない。疲れやストレスで溜まった老廃物を身体から出すことができない。
よって疲労が回復しにくい身体になってしまう。
⇨ 疲労臭、ストレス臭が出てきてしまう
⇨ 身体が温かくなっていないので強い睡魔がこない。
※ 風呂から上がり体温が下がることで眠気が来る。
その時に寝ると熟睡しやすく良質な睡眠が取れる。(寝る前2時間くらい前の風呂がオススメ)
⇨ 睡眠不足になりがちで疲労臭、ストレス臭がでる。
ストレス臭とはこんな臭いです ⇩
【ストレス臭 対策】3つの基本対策&メンタル維持の極意 ストレスは自分でコントロール
体臭の中でもっとも強い刺激臭なのが「ミドル脂臭」です。⇩
湯舟に浸かると6つの良い効果
湯舟に浸かることで得られる効果は以下の通り ⇩
① 老廃物を取りやすい
➁ 強く洗わなくても汚れが落ちる
③ 血流が良くなり
疲れが残りにくく回復しやすい
④ 良質の睡眠がとれる
⑤ お湯の水圧でリンパマッサージ効果がある。
⇨ マッサージ効果からの疲労回復
⑥ 血流が良くなることにより、筋肉と内臓の働きがよくなる。⇨ コリ解消、便秘解消に役立つ
サウナは汗を一気にかいて急激に冷やします。
体が熱くなりますから当然、
身体の内部も温まるイメージありますよね。
しかし、実際は身体の表面が高温になっているだけで、身体の内部はそれほど温まらないんですよ。
身体の内部をしっかり温めるなら「陶板浴」が一番です。
陶板浴は時間が経っても身体がぽかぽかしていますからね。
風呂に入る意味は身体をキレイにすることだけじゃないということを先人が教えてくれています。
どんなに便利で効率の良い時代になっても人間の身体は昔と変わらないという事を理解しましょう。
体臭を防ぐための湯舟の入り方
湯舟に浸かることは、
体臭予防には必要だということがお分かりいただけたかと思います。
では、深堀して「どんな湯舟の入り方がいいのだろうか」という疑問にお答えしていきます。
1、理想のお湯の温度は
体温+3℃
2、ぬるい温度の方がオススメ
3、浸かる時間は20分まで
解説します。
お湯の温度は体温の違いや熱い温度好き・ぬるい温度が好きと好みがありますので一概には言えませんが、個人の熱い、ぬるいを基準にしていくことで問題ありません。
○ 体温の+3℃が理想です。
熱い温度が好きな方でも体温+5℃までがいいです。
※ 熱すぎるのは身体に良くないのでご注意を!
○ 血圧を下げ疲労回復効果がある。
○ 代謝が良くなり内臓の動きがよくなる。
○ 副交感神経が優位になり
リラックス状態になる
副交感神経が働くと
「新陳代謝促進」「成長ホルモン分泌」「免疫力アップ」「病気の治癒」「血管を広げる」などの働きがある。
一方の交感神経は心拍数を上げ緊張し、活動に適した状態にすることです。
湯舟の浸かりすぎもよくありません。
湯舟に20分以上も浸かっていると「湯疲れ」「のぼせ」が起きてしまいます。
本来、リラックスする湯舟で疲れるとは本末転倒になるのでご注意を!
★ 長く浸かっていると身体の大事な油分までが取れてしまい
乾燥肌になってしまいます。
⇨乾燥肌になると身体は保湿しようと大量に皮脂を出します。
⇨臭いのもとになる。
★ 頭皮は長い時間濡れていると良くない
⇨ 頭皮の大事な油分が抜けて乾燥し、頭皮は大量の皮脂を出す
⇨ 頭皮の臭いの元になる。
頭の臭い対策の記事です ⇩
背中を洗う
身体が温まり毛穴が開いている状態は皮膚の中の老廃物を効率よく出せる状態です。
みなさん、背中はよく洗っていますか?
背中は汗を大量にかき、皮脂がごっぽりとたまる場所なんです。酷い場合は皮脂が完全にとれないことから、背中にカビが生えてる人もいます。
そんな状態の背中はニキビが出来たり、臭い体臭の元になります。
加齢臭は背中からも出ています。⇩
まとめ
湯舟について述べてきました。
一軒家の風呂は高品質化したことにより保温が優れ、シャワーだけでも風呂に入ったような感覚になります。
その分、シャワーだけで済ませても違和感がなくなってきています。
家庭の風呂が良くなりすぎてしまったことから、
湯舟に浸からない人が増え、
「風呂の良さ」、「風呂に入ることで健康になる」という大事なものが見えなくなっているのかもしれません。
風呂を単なる身体を洗う場所と思わずに「健康を保つ」大事な場所とあらためて認識してもらいたいです。
10年程前のスーパー銭湯ブームもあり、スーパー銭湯は一定の定着はしています。
銭湯は年々減ってきてはいますが、趣向を凝らし落ち着いた日本らしい銭湯も増えてきています。
たまにはご家族、友達、恋人と一緒にスーパー銭湯や銭湯に足を運んでみてはどうですか?
湯舟に浸かる楽しさも増えますよ。